Complete text -- "CCO"

13 February

CCO

練習のときにも少し宣伝がありましたが、JAZZビッグバンドである
Coconuts Crush Orchestra(CCO)のライブのお手伝いをしてきました。

このCCO、以前レイクにおられた方(今おられる方も)が所属されていて、
前にもライブにいったことがあります。会場はロイヤルオークホテルの
ライブホール「STARS」。このSTARS、以前は有名なアーティストのライブも
行われていたんですが、最近は…(ry

今回のライブ、以前から演出で手伝ってほしい、と言われていたんですが、
具体的な話になったのが本番直前。いろいろ演出を考えておられたようなんですが、
それらのアイデアを実現する方法がわかりにくかったんでしょうね。

最終的にお手伝いできたのは、
 +VJ(Visual Jocky)での映像演出
 +SE(Sound Effect)=効果音作り
 +機材の貸し出し
ってあたりです。

VJは、去年のレイクの演奏会でもやったので、何となくわかってもらえると思います。
ちょっと違うのは、ドリンク・フードありのライブだったので、
開演までの時間に、ステージバックにタイトルとイメージ映像を流し続けたこと。
(ちなみに、映像の一部は、レイクの練習風景だったり…)
そして、演奏中に幾何学的というか、サイバーチックというか、そういう画像を
曲にあわせて映していたこと。いわゆるVJプレイをしました。
リアルタイムにその場で、曲に合わせて映すので、お客さんの手拍子が小さいときは
「もっと手拍子!」とか、「はい、拍手♪」とか、そういうネタも映せます。
いままで、全編通じてのVJプレイはしたことがなかったので、僕も楽しめました。

SEは、ルパン三世のテーマに合わせて、銃声とアメパトのサイレン音を作ってきました。
最初は、CCOで用意される予定だったようですが、3日前の打合せで、急遽頼まれてしまいました。
銃声はシンセで作り、サイレン音は某ビデオの音を借りています。

機材は、マイクとか、スタンドとか、プロジェクタとか。

で、実は、これだけのことを外注すると、機材レンタルだけで数万円。
映像素材作成に至ってはン十万円…。

当然、お世話になった先輩たちのバンドですから、ボランティアですよ。
僕も素人ですから、お金なんて取れません(一応)。
でも、せっかくなのでいいものを作りたい。そう思ってがんばったので、
素材作りとSE編集が終わったのは、当日の朝7時でした…。

ライブ自体も盛り上がり、食事も美味しく、懐かしい仲間にも会え、楽しい1日でした。

残念ながら、寝ずに作った映像は、あまりCCOのメンバーさんに見てもらうことはできません。
だって、演奏してる背後にしか映らないんだから。
だからきっと、ほとんどのメンバーさんは「こいつ、ナニしに来てるんだ?」って
思っていたに違いありません。

寝不足でボォっとした頭でバラし(片付け)をしているときに、お客さんの一人が
「後ろに映っていた映像って、このパソコンでされていたんですか?
 ご自分で作られたんですよね?すごいですねぇ!」
と言ってくださいました。

アマチュア・アーティストって、この一言のためにがんばってるんですよね。
200人のお客さんのうち、たった一人がかけてくれた声。

 一言で苦労が報われる、
 一言で努力が認められる、
 一言で充実感を与えられる。

アマチュアには、この「一言」が大事なんですよ。
メンバー同士でも、ね。
23:59:00 | shindai | | TrackBacks
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